海外情勢

英金融に遠いEUアクセス 欧州委員、事態進展求める圧力否定

 欧州委員会のマクギネス委員(金融サービス担当)は3日までにインタビューに応じ、ロンドンの金融会社が欧州連合(EU)の市場にアクセスできるようにすることを求める圧力は一切かかっていないとしたうえで、英国が金融業界向けにEUとは異なる規則を画策している間は決定が速やかに下されることはないと述べた。

 同委員は、EUが市場アクセスの問題について今年半ばまでに会合を開くことはあり得るとしつつ、EU離脱後の英国と先月合意した規制面の協力に関する覚書は、まだ最終的な策定が済んでいないと指摘した。

 この上で「恐らく英国の側に、EUに事態を進めてもらいたいとの希望があることは承知している。EUもそうしたい気持ちは確かに極めて強いが、それに対するプレッシャーはない」と述べた。

 域内の金融の安定を守ることがEUの利益だと論じ、EUの金融規制から離れようとする英国の計画をEU当局は精査する意向だと説明。「この問題で急ぐことは全くない。プレッシャーも、パニックもない」と語った。(ブルームバーグ Silla Brush、Nikos Chrysoloras)

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