国内

北海道に緊急事態宣言 秋元札幌市長「命守るため協力を」

 北海道の鈴木直道知事と札幌市の秋元克広市長は14日夕、政府がコロナ感染症対策本部会合で北海道を緊急事態宣言の対象地域に正式決定したことを受け、道民や札幌市民に協力を強く呼びかけた。

 道庁で取材に応じた鈴木知事は記者団に対し、札幌市を中心に新規感染者が急拡大している状況を説明。同市を含む8市町村からなる石狩地方と小樽市、旭川市を重点対策地域に指定して徹底した対策を講じるとし、「命と暮らしを守るため道民には外出自粛などをお願いしたい」と理解を求めた。

 札幌市役所で記者会見した秋元市長は、拡大が急速に広がる変異型ウイルスが「従来型とは感染状況が全く異なる」と指摘。「これまでの感染対策では防ぎきれない」などとし「道民や市民にはさらなる負担をかけることになるが、人同士の接触を減らすよう理解と協力を」と語った。

 秋元市長は会見の中で、札幌市の人口10万人あたり新規感染者数が4月の段階で25人を超え、国が掲げる警戒ステージに基づき緊急事態宣言の発令対象にあったとし「(警戒ステージなどの)数字が一定程度を超えたら、自治体の長が対策を取っていけるほうがいいのではないか」と国の判断が遅れたことに悔しさをにじませた。

 今後の対策については「国の基本的対処方針と道の協議を踏まえ、15日の対策本部会議で決定したい」と述べた。 

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus