国内

埼玉県人口、過去最多734万人 県南部中心に増加

 埼玉県は10日、令和2年国勢調査の速報値を発表した。同年10月1日現在の県内の人口は、平成27年の前回調査に比べて8万302人増え、過去最多の734万6836人となった。東京都心に通勤しやすい県南部を中心に人口が増えており、県統計課は「都心に近く利便性が高い割に地価や家賃が安く、住みやすいこともあって宅地開発が進んでいる」と分析している。

 男女別では、男性が365万1934人(前回調査比2万3516人増)、女性が369万4902人(同5万6786人増)となった。人口増加率は1・1%(同0・1ポイント増)で、過去2番目の低さだった。

 世帯数は315万3350(同18万1691増)、世帯増加率は6・1%(同1・5ポイント増)。1世帯当たりの人数は昭和30年調査の5・34人から減り続け、令和2年は2・33人だった。

 市町村別でみると、25市町で人口が増加し、38市町村で減少した。

 増加数はさいたま市の6万612人が最も多く、川口市(1万6349人)、八潮市(6695人)、三郷市(5656人)、朝霞市(4737人)と続いた。増加率は滑川町の8・1%がトップで、2番目以降は八潮市(7・7%)、さいたま市(4・8%)、三郷市(4・1%)、和光市(3・9%)となった。

 一方、人口減少数は(1)熊谷市(4303人)(2)秩父市(3849人)(3)狭山市(3693人)(4)行田市(3442人)(5)春日部市(2942人)-の順だった。減少率は(1)小鹿野町(10・1%)(2)小川町(8・5%)(3)ときがわ町、皆野町(8・2%)(5)吉見町(7・3%)-となった。

 国勢調査は大正9年から5年ごとに実施されており、全国の人口は前回調査で初めて減少に転じた。(中村智隆)

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