菅首相記者会見詳報

(4)「コロナだからこそ世界が一つに」

=(3)から続く

 --東京五輪・パラリンピックは無観客でも意義があるか。来年2月に北京五輪が開催される。自由主義国家である日本が五輪を開催することはどのようなメッセージを持つか

 首相「まず東京大会の意義について申し上げたいと思います。やはり一つ目は、新型コロナの中での安心安全な大会の実現。まさに人類が困難に直面する中にあって、今だからこそ世界が一つになれる。力を合わせてこの難局を乗り越えていく。こういったことをやはり世界に発信をするいい機会だというふうに思います。それと二つ目はやはりパラリンピックです。1964(昭和39)年の東京五輪の際に、初めてパラリンピックという名称がそのところから使われた。そういう意味で歴史的な大会でありました」

 「そして障害者の皆さんはその大会の中で社会進出というものをしようという一つの大きな契機になったと言われてきています。そういう中で、このコロナの厳しい中で障害のある人もない人も、また、お年寄りも若い人もともに助け合うという共生社会。その実現に向けて、まさに心のバリアフリー。こうしたものをやはり世界に発信するということは、極めて大事だというふうに思っています」

 「それと今度の大会というのは、これからどうするかということを(政府、東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)による)5者協議で決めるわけですけども、世界で40億人の人が、テレビでこの五輪・パラリンピックを視聴する。こう言われております。そうした意味合いにおいて、この大会というのは、世界に発信できる最高の機会になる。このようにも思っております。G7(先進7カ国)の先般のサミットにおいて、この宣言にも明記されてますけども、日本だからこそ、こういうときに五輪・パラリンピックを開催をできる。成功を皆さんが祈るという趣旨も宣言の中に書き込まれております。そういう意味においては、各国の期待にもしっかり応えられる大会にしたいというふうに思ってます」

 --東京五輪・パラリンピックは緊急事態宣言下の開催となるが、新型コロナの感染者が増加した場合の責任についてどう考えるか

 「まず緊急事態災害の中で、これから大会を迎えるわけであります。そうした中に、今回、緊急事態宣言の中に、大きな成果を上げてきていたのが、やはり、酒類の停止です。飲食店の酒類の停止。ここは大きな成果を、この感染拡大防止については、上げてきているというふうに思ってます。そうした中で、まず、この緊急事態宣言の中でありますから、そうしたことは当然、酒類は停止になります。また蔓延(まんえん)防止(等重点)措置のそれぞれの自治体についても、この首都圏3県ですか、東京以外の、そうしたところにもこれが適用されるというふうに思ってます」

 「こうしたことの中で、やはり安全安心ということについて、コロナの感染拡大措置というものも含めて、こうしたいろいろな対応、あるいは人流も多くなるんじゃないかと言われてますけども、これは交通規制あるいはテレワーク、だいぶ前から徹底し、行っているきていることですけど、こうしたことによって、安全安心の大会を実現できるとこういうふうに思ってます」

=(5)に続く

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