海外情勢

ミャンマー政変から半年 国軍支配長期化の兆し (2/2ページ)

 海外投資が減少し、職場放棄してクーデターに抗議の意思を示す「市民不服従運動」も物流などに悪影響を与える。主要産業の縫製業は「工場付近でデモが続き、海外の顧客が発注先をベトナムなどに相次ぎ変更した」(地元経済団体幹部)という。

 コロナ禍をめぐっては、ミャンマー国内では連日4千~5千人の新規感染者が確認され、300人以上が死亡している。医療従事者の多くが不服従運動に参加し、医療機関は機能不全状態だ。政権奪取への反発から、政権が調達したワクチンの接種を拒む市民も多く、感染拡大の収束は見通せない。

 前出の女性も新型コロナで親戚を失ったが、それでも医療従事者の不服従運動への参加は支持しているという。「戦う意志を示さなければ国軍の支配を認めてしまう。この状況を招いたのは国軍だ」と心境を吐露した。

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