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波乱の横浜市長選告示 IRが争点 8人が立候補

 任期満了に伴う横浜市長選が8日、告示され、いずれも無所属の現新8人が立候補を届け出た。昭和57年と平成10年の6人を上回り、過去最多となった。最大の争点は、市が進めてきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非。8人中6人が反対を訴えており、選挙戦は波乱含みだ。

 立候補を届け出たのは、届け出順に、元市議の太田正孝氏(75)▽元長野県知事の田中康夫氏(65)▽前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)▽水産仲卸会社役員の坪倉良和氏(70)▽元衆院議員の福田峰之氏(57)▽元横浜市大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦▽4選を目指す現職の林文子氏(75)▽元神奈川県知事の松沢成文氏(63)。

 IR誘致に反対しているのは福田氏と林氏を除く6人で、自民、公明は自主投票を決定。立民が推薦する山中氏は、共産や社民も支援している。

 投票は22日、午前7時から午後8時まで行われ、9時15分から即日開票する。投票所は市内計630カ所で、開票所は各区に1カ所設けられる。

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