海外情勢

米市民退避2500人のみ アフガン米軍撤退に影響も

 イスラム主義組織タリバンが制圧したアフガニスタンから、米軍が過去1週間に退避させた米市民は約2500人にとどまっていることが21日分かった。米国防総省が明らかにした。バイデン大統領が退避を約束する米市民は最大1万5千人いたとされ、8月末の米軍撤退完了スケジュールに大きな影響が出る恐れもある。

 米国務省は21日、米軍が移送拠点とするカブールの空港周辺に「治安上の脅威の恐れ」があるとして、米市民に対し近づかないように勧告を出した。米メディアによるとテロ組織による攻撃の可能性があるといい、退避作業に遅れが出る可能性がある。

 米国が退避対象とするアフガン人協力者はさらに多く、空港の周辺には退避を望む多くの人々が集まっている。

 米軍統合参謀本部のテーラー陸軍少将によると、アフガンでの21日時点の米軍は5800人態勢。退避作戦を始めた14日以降、米市民とアフガン人の合計約1万7千人を移送した。(共同)

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