国内

自民派閥横断3回生、異例の党役員人事「納得いく説明を」

 自民党各派の衆院当選3回の議員ら約15人が1日、国会内で会合を開き、菅義偉(すが・よしひで)首相(党総裁)が6日にも行う党役員人事と内閣改造について、党員や国民が納得できる説明を求めることで一致した。総裁選(17日告示、29日投開票)を日程通り実施することも確認した。

 衆院選の時期については、首相は一時的に臆測が広がった総裁選前の衆院解散を否定したが、山田賢司衆院議員は記者団に「総裁選を行い、新しい総裁のもとで最適な時期を選ぶということを確認した」と述べた。首相が総裁選を経ずに衆院解散を断行したり、衆院議員任期満了(10月21日)に伴う衆院選を閣議決定したりしないよう求めた形だ。

 出席議員は、総裁選の投票について、派閥による締め付けを避け、議員の自由意思で投票することを求めることも確認した。

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