海外情勢

米報道官、巡航ミサイル試射の北朝鮮に「関与方針変更なし」

 【ワシントン=黒瀬悦成】ジャンピエール米大統領副報道官は13日、北朝鮮が新型の長距離巡航ミサイルの試射に成功したと発表したことに関連し、「米国は北朝鮮と関与する用意がある。その立場は変わっていない」と表明した。大統領専用機の機中で記者団に語った。

 国防総省のカービー報道官は13日の記者会見でミサイル発射に関し「報道は承知している」と述べるにとどめた。

 一方、複数の米当局者はロイター通信に対し、北朝鮮の主張するような実験が行われたことを示す初期的な兆候があるとの見方を明らかにした。

 北朝鮮は、今回試射した巡航ミサイルを「戦略兵器」と称しており、専門家の間では巡航ミサイルが核弾頭搭載可能であることを示唆している可能性があるとの見方も出ている。

 米政府は、こうした事情も踏まえ、ミサイルの実態について慎重に分析を進めているとみられる。

 バイデン政権は、北朝鮮との「対話の用意」を強調する一方、北朝鮮に対する制裁圧力は緩和しないとの立場を維持している。ミサイル発射は北朝鮮が米政権に揺さぶりをかけようとしている可能性もある。

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