国内

自民総裁選4氏争う構図へ 野田氏が出馬表明

 自民党総裁選は17日、告示される。野田聖子幹事長代行が16日に出馬を表明し、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎ワクチン担当相の4氏で争う構図が固まった。党内の各派閥は対応を確認し、河野氏が所属する麻生派(志公会、53人)会長の麻生太郎副総理兼財務相は、河野氏と岸田氏を支持対象としつつ、高市氏支援も容認する考えを示した。

 野田氏は16日、党本部で課題とされてきた推薦人20人を確保できたとして、記者団に出馬を明言した。

 取り組んできた女性や障害者に関する政策などを他の3候補は打ち出していないと指摘したうえで、「これまで主役になれなかった女性や子供、高齢者、障害者が社会の中で生きていける、生きる価値があるのだという保守の政治を自民党の中で作り上げていきたい」と述べた。

 河野氏を支える派閥横断型のグループは都内のホテルで設立総会を開き、石破茂元幹事長や小泉進次郎環境相らが出席した。河野氏はこれに先立つグループの準備会合で、「ぬくもりのある社会を作っていく」と決意を語った。河野氏の選対本部長には伊藤達也元金融担当相が就任。森山裕国対委員長も河野氏支持を表明した。

 岸田氏は経団連の十倉雅和会長や党内最大派閥の細田派(清和政策研究会、96人)会長の細田博之元幹事長と面会した。細田派は岸田氏と高市氏を支持対象としており、決選投票を見据え連携を確認したとみられる。記者団には「勝利を確信している。今まで以上に訴えのボルテージを上げたい」と語った。

 一方、安倍晋三前首相はツイッターで、「日本の主権は守り抜くとの確固たる決意と国家観を力強く示した」として、高市氏を支持する考えを示した。高市氏は地方議員の有志らが出席する集会で「日本を立て直し次世代に引き継いでいく」と訴えた。

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