総裁選ドキュメント

岸田文雄氏の横顔…益荒男ぶり発揮の鯉党

 平成5年衆院選で初当選。祖父も父も衆院議員を務めた政治家一家に育つ。名門派閥・宏池会のプリンスと呼ばれ、24年に会長に就任。外相や政調会長などの要職を歴任した。初挑戦だった昨年の総裁選に敗れたが、捲土(けんど)重来を期して立ち上がった。

 地味と言われ、発信力の向上が課題だが、今回はいち早く出馬を表明。5年以上幹事長を続ける二階俊博氏を念頭に党役員任期の改革案を打ち出し、益荒男(ますらお)ぶりを発揮した。

 酒豪として知られ、自宅には酒瓶が所狭しと並ぶ。「鉄人」こと故衣笠祥雄さんを敬愛する根っからの広島ファンで、昭和50年のセ・リーグ初優勝の瞬間を後楽園球場で観戦したのが自慢。知名度の高い政治家が集結した河野太郎ワクチン担当相の陣営が某球団に重なるのか、「4番バッターをそろえているが、何を訴えるかが大事だ」と静かに対抗心を燃やす。

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