株価・外為

東証、一時800円超安と急落で3万円割り込む 米金融緩和早期縮小を警戒

 29日午前の東京株式市場の日経平均株価は急落した。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の量的金融緩和縮小への警戒感から前日の米株式市場が下落した流れを引き継ぎ、朝方から売り注文が先行した。下げ幅は一時800円を超えて3万円の大台を割り込み、取引時間中としては約4週間ぶりの安値を付けた。

 午前終値は前日終値比741円82銭安の2万9442円14銭。東証株価指数(TOPIX)は50・03ポイント安の2031・74。

 28日の米ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落した。インフレ進行でFRBの金融引き締めが早まりかねないとの見方が広がった。

 29日の東京市場でも半導体関連など価格の高い大型株を含む幅広い銘柄で売りが膨らんだ。3月期決算企業の令和3年9月中間配当を受け取る権利が28日に確定したことから、29日は関連銘柄を手放す動きもあり、相場を押し下げた。

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