国内

アフガン大使館再開視野に調整 大使の訪問発表

 外務省は25日、岡田隆駐アフガニスタン大使が21日から4日間の日程で現地入りし、バラダル副首相らタリバン幹部と会談したと発表した。同省幹部はタリバン政権の承認とは別に、閉鎖されている在アフガン大使館の再開も視野に検討を進める考えを示した。

 岡田氏はタリバン幹部との会談で、出国を希望する日本人や大使館のアフガン人職員らの出国に協力を要請。国際機関を通じた人道支援を続ける意向を示すとともに、女性や少数民族を含むアフガン人の権利の尊重やテロ防止に向けたタリバンの取り組みに期待を表明した。

 外務省幹部によると、8月に首都カブールが陥落して以降、岡田氏がアフガン入りするのは今回が初めてだという。

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