NY株、2万5千ドル回復 1カ月ぶり、決算期待で

2018.7.14 08:46

 13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、終値が前日比94・52ドル高の2万5019・41ドルと約1カ月ぶりに2万5000ドル台を回復した。発表が本格化した米主要企業の四半期決算に対する期待感から、買いが優勢となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は2・06ポイント高の7825・98と2日連続で最高値を更新。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は3・02ポイント高の2801・31と2月以来、約5カ月ぶりの高値水準だった。

 ダウ平均は、JPモルガン・チェースなど大手金融3社が13日発表した四半期決算で、2社の利益が市場予想を上回った一方、1社は予想に届かなかったことから、朝方は売り買いが交錯した。

 その後は決算に対する期待感が意識され、買いが優勢となった。(共同)

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