【マーケット トレンド】長期金利 新発10年債、マイナス圏で推移

2019.1.7 05:00

 国債市場は、長期金利の指標となる新発10年債利回りがマイナス圏で推移しそうだ。年末年始の金融市場では、世界景気への警戒感から日米の株価が不安定な動きとなったため、資金の逃避先として国債が買われ、利回りがマイナス圏に突入。年明け4日には約2年2カ月ぶりの低水準となった。今週もリスクを避けるムードが続きそうで、長期金利は低水準にとどまる見通し。日米の株価と経済指標をにらむ展開となりそうだ。10年、30年債の入札も注目される。

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