パナソニック、8年5カ月ぶり内装建材刷新 消費税増税に対応
更新パナソニックは20日、内装建材を8年5カ月ぶりに全面刷新すると発表した。来年4月以降の消費税増税に対応し、販売量の多いボリュームゾーンに価格競争力のある製品を投入するのが狙い。戸建て、マンション、アパートといった住宅市場だけでなく、高齢者施設やクリニック、商業施設などを中心に建設市場にも提案する方針だ。
この内装建材の新シリーズは、「VERITIS(ベリティス)」で、2014年4月1日から発売する。希望小売価格は、建具・造作材一式が1棟当たり109万円から、床材が1ケース(3.16平方メートル)当たり2万円から。
天然木が持つ「木目」「木肌」「照り」「艶」「色彩」の5要素を追求し、無垢材に近い素材感の表現を狙った。
同社は今回から、これまで3シリーズあった内装建材製品を、建築家が手がける注文住宅などに対応した「アーキ・スペック」シリーズと、幅広いニーズに対応できる「ベリティス」シリーズの2つに集約した。
