冬でも熱いエアコン市場、各社臨戦態勢 「こんなに売れたことはない」と期待
更新三菱電機では07年から、寒冷地向けのエアコン「ズバ暖霧ケ峰」シリーズを展開。室外機が外気温マイナス25度まで対応しているほか、スイッチを入れてからの立ち上がりが速いのが特徴だ。今月に入って、北海道や東北など地域ごとのテレビCMも流し始めた。一方、パナソニックは11年から、「さっぽろ雪まつり」に特設ブースを設置し、エアコンで暖めた会場を米ハワイに見立てた販促イベントを行い、寒冷地の消費者への浸透を図っている。一方、来年4月の消費税率引き上げを前にした駆け込み需要については「業界全体で30万台の販売押し上げ効果が見込まれる」(三菱電機)という。さらに、「(冬場のエアコンは)単価が高いことに加え、住宅新築に伴う買い替え需要により、販売台数、金額とも増加が期待できる」(日立)との見方が出ている。
年末に向けたエアコンの需要拡大に対応し、富士通ゼネラルは販売員の研修を強化。日立は新機種を主役にした売り場作りや販促イベントを展開するなど各社は臨戦態勢に入っている。(米沢文)
