コスモ、ガス田開発の参入へ布石 スペイン石油大手と提携
更新包括業務提携で、互いのノウハウを持ち寄り、事業機会を増やす。
また、コスモはセプサの技術支援を受けてガス開発参入も検討する。コスモはこれまでガス開発の事業経験がない。しかし「シェール革命」を受けて、世界的に天然ガス価格が安くなる中、ガス開発の実績を持つセプサの協力を得て、中東や東南アジアでのガス開発、液化天然ガス(LNG)による日本への輸出などを視野に入れる。
両社は石油ガス開発のほか、石油精製、石油化学分野でも幅広く共同事業を検討し、近く作業部会を発足させる。
コスモは国内の石油精製事業が不振で、アブダビの原油生産が収益を支える。2013年度の石油開発事業の経常利益予想は505億円と、全社の約9割を占める。
セプサは、1929年設立の欧州の老舗石油企業。12年度の売上高は288億ユーロ(約4兆円)でスペイン2位。
コスモ石油は、今後の成長へ向けて、IPICグループの海外企業と連携を強化する方針を打ち出している。
