春闘・電機交渉、波乱の幕開け パイオニアやシャープ離脱
更新だが、好業績を背景に自動車各社の労組がベアを一斉に要求したのと異なり、電機業界は“まだら模様”だ。注力事業の違いや構造改革の進捗(しんちょく)度合いで業績格差が広がっているからだ。
パイオニアの労組は昨年に続き、電機連合の統一闘争に加わらない見通し。13年4~12月期が最終赤字になるなど業績低迷が続いており、4000円以上のベアなどを求めた電機連合の方針に合わせるのが難しい。経営再建中のシャープの労組も今春の要求提出を見送り、統一闘争から事実上離脱した。
統一闘争は、同じ方針に基づいて交渉することで、好業績の企業が業界全体を底上げし、不振企業も含めた待遇改善につなげる狙いがあるが、パイオニアなどの離脱により改めて運動方針が問われそうだ。
