ダイハツ「ミライース」軽燃費1位 コストとの兼ね合いで勝負
更新既存技術活用しコスト低減
軽自動車は、燃費向上を巡る競争が激しさを増している。営業現場にとって「燃費ナンバーワン」を訴えることが販促につながりやすいというのが一番の理由だ。ただ、低価格を売りにする車種は、価格に技術を転嫁できず、低価格・低燃費で売り出すミライースも今回、価格を据え置いた。
このため技術を新開発して採用するより、既存技術をいかに活用して、コストを低減しつつ燃費向上を図るかが大きな課題だった。ダイハツは「価格を気にせず軽量化すれば当社もガソリン1リットル当たり40キロは達成できる。しかし各社とも価格との兼ね合いで、勝負している」と現状の競争について分析する。
一方で、競争激化に伴い開発期間が短縮している。ダイハツも「開発期間を従来の半分から10分の1まで短縮している」(中島雅之チーフエンジニア)。当面は我慢比べが続く見通しだ。(飯田耕司)
