米自動車市場と世界経済に新たな危機? 関係者が不安をぬぐえない理由
更新金融危機当時の住宅ローンほど問題はまだ深刻化していないとはいえ、関係者が不安をぬぐえぬ理由はまだある。自動車ローンの金利には20%に達する商品もある。FRBは今秋に量的緩和を終える方針で、次の焦点は政策金利の引き上げとなるため、「いずれ自動車ローン金利も上昇に転じる」(アナリスト)とみられている。
自動車は住宅と並んで米国民にとっては、成功と地位を象徴するシンボルであり、米経済を支える消費の牽引車でもある。自動車市場が変調をきたせば、米経済のみならず世界経済への影響も避けられない。
ただでさえ、米自動車市場は相次ぐ大規模リコールで、ショックにもろい状態になっている。自動車版「サブプライムローン」が、市場崩壊の引き金とならない保証はない。
