【2015春闘】トヨタ、ベア4000円軸に調整 前年大幅超え、経済の好循環後押し
更新円安による海外販売の採算面の改善を背景に、トヨタは15年3月期決算で本業のもうけを示す連結営業利益が過去最高の2兆7000億円に達する見込みだ。
もっとも、妥結額は円安の恩恵を受けられない系列の下請け部品メーカーの労使交渉に影響が及ぶため、トヨタグループの競争力を保つ意味でも“大盤振る舞い”は避けたいのが本音だ。経営側は難しい判断を迫られており、依然として流動的な部分も残されている。
業績回復や政府の要請を受けて、15年春闘では自動車や電機といった幅広い業種で昨年実績を上回るベアが実施される見通しだ。
