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ファミマとユニーが統合協議 売上高、業界2位に浮上へ

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ファミマとユニーが統合協議 売上高、業界2位に浮上へ

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 コンビニ業界3位のファミリーマートと、4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスが、経営統合に向けた協議を始めることが5日わかった。競争が激化する中、統合で経営基盤を強化し生き残りを図る。

 統合が実現した場合、両社のコンビニ事業を合算した売上高(平成26年2月期)は2兆6千億円に達し、業界2位に浮上する。また、統合後の店舗数は約1万7千店で、最大手のセブン-イレブン・ジャパンと肩を並べる規模となる。

 店舗数の拡大で、商品などの調達や物流のコストを引き下げる。また、新規出店や商品開発でも協力し、競争力向上を狙う構えだ。

 両社は近く協議に入り、統合形態などの詳細を詰める。共同で設立する持ち株会社の傘下に両社が入る方式が想定される。ただ、コンビニ事業の統合など、検討課題も少なくない。

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