スズキとダイハツ、“消耗戦”響き減益 得意の東南アジアでも失速
更新スズキの営業利益は前期比4.4%減の1794億円で6年ぶりの減益となった。足を引っ張ったのは国内だ。軽の国内販売は前期比3万2000台増加したが、国内事業全体で営業利益が32.6%も落ち込んだ。
消費税の増税に伴う駆け込み需要の反動減に加え、ダイハツとの激しい販売競争を展開したことが響いた。鈴木修会長兼社長は11日、東京都内の会見で「ハスラー」の販売が好調だったことから「このチャンスを過ぎたら万年2位になる。1位を取りにいった」と説明した。
その結果、14年の暦年では8年ぶりにダイハツから首位を奪ったものの、ディーラーがナンバー登録をして転売する未使用車が増え、利益を押し下げたとみられる。「ワゴンR」などの大規模リコール(回収・無償修理)で品質関連費用がかさんだことも影響した。
