DeNA、東京五輪で「無人タクシー」目指す 自動運転技術のZMPと合弁設立
更新日産自動車は16年に高速道路を、20年には混雑した市街地を走行できる自動運転技術を搭載した車両を投入する計画だ。惑星探査で自動走行車を使用する米航空宇宙局(NASA)とも協力して開発を進めている。海外勢では、独アウディが高速道路を走行する自動運転車を17年に販売する。
自動運転は居眠りなど人間のミスによる事故防止のほか、燃費改善や渋滞緩和を図れる。過疎地域や高齢者の移動手段としても期待されている。
開発には周囲の画像認識や情報処理などの技術が必要で、米グーグルは今夏、自社設計した自動運転車の公道での試験走行を始める方針だ。
IT企業はプログラミングなどに強く、将来的に車両の製造だけ自動車メーカーに請け負わせたり、外部から操作する自動運転車を使った公共交通網が整えば「従来の産業構造を変える」(電機大手幹部)との見方もある。
もっとも自動車メーカーは車両開発や安全技術などを得意とし、すでに自動ブレーキなど運転支援システムの搭載を進めている。ドライバーがいない自動運転車との違いについて、日産幹部は「運転の楽しさや快適さがある」と強調する。法規上の扱いなども課題で、日本自動車工業会は検討会を設置するなど業界としても実用化に向けた環境整備に乗り出している。
