東芝、役員賞与見送り検討 不適切会計問題
更新不適切会計問題が発覚した東芝が取締役・執行役への夏季賞与の支給を当面見送る方向で検討していることが5日、分かった。不適切会計問題の影響で、2015年3月期連結決算が固まっておらず、業績に連動させた賞与の算定ができないためだ。決算確定後、支給するかどうかを含めて判断するとみられる。
今回の問題を受けて同社は5月から、役員報酬を50~10%返上している。業績で決まる賞与に関しては、15年3月期決算が未確定で、業績を反映させた支給ができない状況になっているため、暫定的な措置で対応する方向。
東芝は、「現時点では何も決まっておらず、(社外取締役らからなる)報酬委員会で決定する」としている。
弁護士らからなる第三者委員会は、7月中旬をめどに不適切会計問題の調査結果を報告する見通し。定時株主総会は6月25日に開催するが、15年3月期決算の株主への報告は9月下旬までに開く臨時株主総会に持ち越す。
