東芝がグループ環境展 「水素」活用の新エネルギーシステムなど
更新東芝は11日、川崎市で「東芝グループ環境展」を開いた。同社の環境保全活動や環境配慮型の商品を紹介している。開催は12日まで。
今年で24回目を迎える環境展は、家電事業や電子部品事業などを紹介。その中で、今年4月から川崎市と協同で取り組んでいる「自立型水素エネルギー供給システム」の実証試験の様子を公開。再生可能エネルギーと水で水素を作り出し、それを利用して電気と湯を供給するシステムで、二酸化炭素の排出量ゼロを実現している。
このほかにも、世界シェア首位の地熱発電では、腐食性の高い地熱蒸気でもトラブルなく安定的に運転できる技術をアピールしている。
