岩田聡・任天堂社長が死去 「DS」「Wii」生みの親
更新任天堂社長の岩田聡(いわた・さとる)氏が11日午前4時47分、胆管腫瘍のため京都市内の病院で死去した。55歳。通夜は16日午後6時、葬儀・告別式は17日午後1時、京都市左京区岡崎天王町26、岡崎別院で。葬儀委員長は任天堂の竹田玄洋専務、喪主は妻、佳代子(かよこ)さん。後任の社長は未定で、当面は代表権を持つ2人の専務が社長業務を代行する。
任天堂によると、岩田氏は数日前に体調を崩して入院。容体が急変したという。
タッチパネル式のディスプレーを採用した携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」や、リモコン式コントローラーで操作する据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」など革新的なヒット商品を次々と生み出し、任天堂の成長を牽引(けんいん)した。
