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周辺ホテル潤すUSJハリポタ 「満室状態を狙いたい」と強気

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周辺ホテル潤すUSJハリポタ 「満室状態を狙いたい」と強気

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 USJ運営会社のユー・エス・ジェイによると、この1年間の入場者数は前年同期比28%増の約1350万人だった。うち外国人客は8割増の100万人弱で、関東地方からの入場客の比率は5割弱だったのが6割程度に上昇。宿泊需要は高まる一方だ。

 「大阪のホテルは現在、満室に近い。新規投資が必要になる」と、日本政策投資銀行関西支店は15日発表した調査結果で指摘した。関西経済連合会は、関西に訪れる外国人観光客を平成32年に800万人とする目標を掲げるが、同支店では1千万人になり平均宿泊日数が昨年より1泊増えると、大阪府内のホテル稼働率は119%になると試算する。

 こうした事情を背景に、NTT都市開発は「カンデオホテルズ」(約390室)を核とした複合施設を29年6月ごろに完成させる計画。オリックスもグループ会社が運営する「ホテルユニバーサルポート」の隣接地を取得しており、再開発に乗り出す構えだ。

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