“仁義なき越境”顧客奪い合う電力各社 全面自由化に危機感強める
更新TCSは関電より2%安い電気料金を提示。セブンは年間数億円の削減効果を見込むが、関電側から見れば数百億円規模の売り上げを失うことになる。
TCSは、発電設備を持つ工場などから余った電力を仕入れて小売りする「新電力」。東電の供給エリア外での事業展開を担う。
関電系はヤマダ電機に
一方、関電は子会社「関電エネルギーソリューション(ケネス)」を通じ、首都圏に展開する。千葉県市原市の火力発電所を買収して電源を確保し、今年2月には東電管内で家電量販のヤマダ電機の店舗に電力供給を始めた。
中部電は平成25年に新電力「ダイヤモンドパワー」を買収し、首都圏に進出した。同社は電力自由化が始まった12年の設立で、幅広い顧客層を持っている。昨年2月から新電力の導入を進めるローソンの一部契約を獲得した。
