なぜハウス食品は「CoCo壱番屋」という大きな買い物を決断できたのか?
配信元:PRESIDENT Online 更新つまり、国内のカレーショップ業界では、CoCo壱番屋が「スタンダード+アレンジ」という価値で、マーケット内の広大なフィールドをごっそりと押さえている一方で、個性的で裾野の狭い(その分、お客のロイヤルティが極めて高い)個人店がそれ以外の領域を分け合うというように、完全に二極化した構造になっているのです。
スタンダードのマーケットを狙って、CoCo壱番屋とは違うタイプの味やスタイルで差異化を試みても、お客の求める価値からは離れてしまって支持をされない。逆にCoCo壱番屋とは違う領域で戦おうとするとニッチなフィールドに入らざるを得ず、それではビジネスとしての規模拡大が難しい。現在のカレーショップ業界は、後発のプレイヤーにとってはこのように非常に厳しい戦いを強いられる構造になっているのです。
もちろん攻略のチャンスがないわけではないでしょう。しかし、もしビジネスとしてカレーショップ業界でブレイクスルーを目指すならば、相当な知恵が求められるのは間違いありません。
株式会社カゲン http://www.kagen.biz/</span>
(子安大輔=文)
