住宅ローン金利低下、借り換え計画を見直すきっかけに
更新新たに住宅ローンを組む消費者だけでなく、ローン返済中の家庭にとっても、借り換えによる恩恵を受けられるケースが見込まれる。
ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんによると、残り返済期間が30年で残高が1千万円の場合、仮に金利が1%から0.9%へ下がると、月々の返済額は457円、支払総額は16万4520円減る。さらに残高が3千万円なら、月々は1371円、総額は49万3560円の減少となる。
畠中氏は「借り換えには数十万円の諸費用がかかるが、コストとの比較次第ではメリットを享受できる世帯がある。また、変動金利でローンを組む世帯がリスクの低い固定金利に変える機会でもある」と話す。
気になるのは実際の引き下げ幅だ。SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミストによる試算では、今回のマイナス金利導入における家計への波及効果は2172億円で、住宅ローン金利低下分は約1800億円分。
