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【埼玉発 輝く】三州製菓 女性が生き生きと働ける環境づくり

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【埼玉発 輝く】三州製菓 女性が生き生きと働ける環境づくり

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 □斉之平伸一社長

 ■渋沢翁の理念に基づき社会貢献

 --渋沢栄一との出会いは

 「私が学んだ一橋大学の前身は渋沢翁が設立に協力した商法講習所で、大学では渋沢翁の教育に大変力を入れていた。渋沢翁は商人、女性に学問は要らないとされた明治の時代に、これからの時代には知識が必要だと学校を創設され、さらに貧しい人々のための施設も作られた。経済・商業以外に福祉、教育、女性の活躍の3つの社会貢献をされたことに大変感銘を受けた」

 --影響は

 「私自身も、福祉の面では埼玉県春日部市で児童養護施設を運営する社会福祉法人『子供の町』の専務理事を務めていて、虐待を受けた子供たちの支援をしている。教育面では埼玉県教育委員会委員長を以前務め、今は同県立大の理事に就いている。そして、女性が活躍する会社をつくろうと、小さい会社ながら長年にわたって取り組みを続けている。渋沢翁の著書の『論語と算盤(そろばん)』は、倫理と利益の両立を説いているが、利益より先に義があるのが大事な点だ」

 --松下電器産業(現パナソニック)にも勤務した

 「大学を出て最初の5年間は松下電器に勤め、国際本部に所属していた。松下幸之助さんにもお会いし、経営の基本を学んだ。私の中小企業経営にも大変参考になった。松下さんと当時の松下電器は、社会貢献を先に考えるという点で渋沢翁と考え方が非常に似ていた。その後、三州製菓に入社し、40歳で父親の後を継いで社長になった」

 --今年2月、埼玉県の「渋沢栄一賞」を受賞した

 「渋沢翁の理念に基づいて社会貢献に力を尽くしてきたので、それを評価していただいて賞をもらったことを、大変うれしく思っている。今後も、さらに社会貢献活動を継続していきたい」

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  • 斉之平伸一社長
  • 地元・埼玉の素材を生かした「エス・テラスバウム」

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