セブン&アイHD、新体制の前途は波乱含み カリスマ去って集団指導体制に
更新同日、井阪氏と新設の副社長に就いた後藤克弘氏(62)、中核子会社セブン-イレブン・ジャパンの社長に就任した古屋一樹氏(66)の3人がそろって都内で会見を開いた。井阪氏は「新経営陣が“一枚岩”となって経営にあたる」と強調し、集団指導体制でグループをまとめていく方針を示した。
セブン-イレブン・ジャパンの社長だった井阪氏退任を主張するなど、人事を混乱させた責任を取る形で鈴木氏が退任。鈴木氏に賛同した社長兼最高執行責任者だった村田紀敏氏(72)も退任し、顧問に就任した。
井阪氏は会見で、今後100日をめどにグループの成長戦略と構造改革案を策定する方針を表明。店舗とネット通販が連携する「オムニチャネル」のてこ入れも急ぐ考えだ。業績不振が続くスーパー「イトーヨーカ堂」や、百貨店「そごう・西武」の立て直しも喫緊の課題となる。
