「言うた者勝ち」の中国特許紛争 アップルを「パクリ」で訴えた“幽霊企業”
更新一方、アップル側は北京の裁判所に販売停止の取消を求めて提訴。「デザインは似ていないし、特権権を侵害していない」と真っ向、中国当局と争う構えだ。
司法判断が確定しない限り、アップルは販売を続けられるが、決着には長い時間がかかる可能性がある。
会社、つぶれてました…
アップルと争う佰利は、どんな企業なのか。世界企業を相手にひるむことのない強い姿勢からは、よほど技術や開発力に優れた企業と勘ぐってしまうが、実態は大きく異なるようだ。
「かろうじて存在している中国企業」。米紙ウォールストリートジャーナル(電子版)は会社の状態をこう表現した。
同紙によると、年次会計報告では、佰利と親会社の格安スマホを扱うディジオン(Digione)は、いずれも債務超過に陥り、破綻している。佰利の事務所があるはずの場所にはオフィスもなかったという。
投資家らによると、ディジオンは、製品欠陥や放漫経営、携帯電話市場での競争環境の激化がたたり、破綻を招いたとされる。
