サッポロHD「万年ビール4位」脱却なるか 新社長に尾賀氏、攻めの姿勢強調
更新サッポロホールディングス(HD)は2日、来年1月1日付のトップ交代と同時に、2017年から始まる4カ年の中期経営計画を発表した。新経営陣は08年にサントリービールにシェアで抜かれて以来“万年4位”が定着した国内ビール事業の立て直しと、不動産事業に過度に頼る収益構造からの脱却を目指す。
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「シェアは今の順位に満足していない。攻めることで結果はついてくる」。都内の会見で、新社長に決まった尾賀真城氏は国内ビール事業を強化していく方針を強調した。
2日発表した2016年1~9月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が約2.1倍の128億円だった。主力の「黒ラベル」などが堅調で、ビールの販売数量が前年同期比で5%伸び、国内酒類事業の営業利益は約2.1倍の63億円だった。
ただ、“稼ぎ頭”は不動産事業だ。同事業の営業利益は80億円と、内部取引を除いた全体利益の約5割を稼ぎ出し、業績を下支えする。
