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「爆買い」の次は「世界の金持ち」 富裕層ビジネス盛り上がり、95万円宿泊コースも完売

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「爆買い」の次は「世界の金持ち」 富裕層ビジネス盛り上がり、95万円宿泊コースも完売

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 世界の観光業界でも富裕層向けの旅行先として日本が注目され始め、今年2~3月には、富裕層向け観光の商談イベント「インターナショナル・ラグジュアリー・トラベル・マーケット(ILTM)」が初めて東京で開催され、過去最大の159社が参加した。政府も3月にまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」で、富裕層へのプロモーションを主要な視点として盛り込んだ。

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 ただ今後も日本観光が世界の富裕層需要を取り込むにはハードルが残る。

 富裕層は宿泊や移動、食などで普段の生活とあまり遜色ない滞在の快適さを求める。だが現状では高級レストランの料理は新幹線では食べられない。飛行機でファーストクラスに乗っても降りるときにリムジンを横付けできない。つまり富裕層向けサービスが皆無ではないが、“点”での提供にとどまり、快適さに“切れ目”が多いのだ。

 今後のカギを握るのは、切れ目のないサービスの浸透になる。

 JR東日本は来年5月から豪華観光電車「トランスイート四季島」を運行させる。出発する上野駅に設置された専用ラウンジや、高級ホテルもかくやという快適な車内、超一流シェフによる料理まで、旅程中に不自由を感じさせないサービスが売りだ。5~6月出発分では、日光や函館をめぐる3泊4日コースが最高1人95万円にもかかわらず完売。中には申し込み倍率が76倍の設定日もあった。海外からも中国や香港、韓国を中心に申し込みがあったという。

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  • JR東日本が来春から運行する豪華観光電車「トランスイート四季島」。ホテル顔負けの快適空間が味わえる
  • JR東日本が来春から運行する豪華観光電車「トランスイート四季島」の車内ラウンジのイメージ(JR東日本提供)

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