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東芝、隠れ損失最大1兆円 米国産LNGの価格競争力低下、販売先探し難航

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東芝、隠れ損失最大1兆円 米国産LNGの価格競争力低下、販売先探し難航

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 東芝は、東京電力ホールディングス子会社と中部電力の共同出資会社「JERA」から販売支援を得ている。ただ、JERAは年間のLNG調達量が4000万トン規模に達するが、東芝への協力については、「契約内容は米国産LNGの潜在的な買い手を紹介するのみ。当社が販売を担うことはない」と距離を置き、自社によるLNGの引き受けは否定する。

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 東芝によると、現時点で220万トンの約半分については販売先が見つかったという。ただ、法的拘束力のない契約があるのに加え、経営の混迷で市場の信頼も失墜する中、「最大1兆円の損失リスクの可能性はゼロではない」(関係者)という。

 東芝の契約先の液化設備の運転開始は19年9月の予定で、市況次第では、同年から損失処理に直面する恐れがある。

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