【トップは語る】東急パワーサプライ 電気サービスで新たな生活体験提案
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--家庭用電気サービス「東急でんき」の手応えは
「8万8000件以上の申し込みがあり、今年度内には当初目標の10万件に達すると見込んでいる。顧客の大半は東急線沿線の住民で、特に横浜市青葉区では総世帯数(約13万世帯)の1割以上に東急でんきに切り替えていただいた」
--契約が順調な要因は
「沿線で延べ約700回のPRイベントを行って認知度を高めるとともに、お客さまと直接話すことによって切り替えに対する漠然とした不安を取り除く機会を設けた。東急グループの他のサービスと相乗効果が出るプランを用意したほか、電気使用量にかかわらず、切り替えで電気代が安くなるようにしたのも好調の理由だ」
--異業種である電力事業に参入した狙いは
「目指したのは、エネルギーとともに『新しい生活体験を提案する』ということ。東急グループは交通事業を基盤としたまちづくりを手掛けており、通勤や買い物などの日常の延長線上に電気もあると考えた。電気サービスでグループとお客さまとの接点をより強固なものにすることもできる」
