SankeiBiz for mobile

ユニクロ社員は英語ペラペラになったのか 社内公用語化から丸5年、「困っています」の声も

記事詳細

ユニクロ社員は英語ペラペラになったのか 社内公用語化から丸5年、「困っています」の声も

配信元:PRESIDENT Online 更新

 【社員Aさん(30代女性)】

<< 下に続く >>

 私は海外支社の人とメールでやり取りをすることが多く、その時は英語を主に使っています。ただし、直接会うわけではなく、メールで使う程度の英語が理解できればいいので、それほど苦労はしていません。メールなら、わからない英単語があっても辞書で調べて理解する時間がありますからね。

 会社全体を見ると、公用語を英語にしても、部署によってその浸透度はかなり違いがあります。海外の支社や取引先と連絡をよく取る人は英語必須ですが、日本人同士だと会議をしても日本語で進めてしまうことがほとんどです。大人数であったり、上司が同席したりする会議であれば頑張って英語を使いますが、言いたいことの5割も言えないのが正直なところです。

 他にも数人に聞きましたが、多くが似た内容の回答でした。国内にいて、日本人同士であれば日本語で話してしまう。まあ、それは仕方ありません。ただ、全社員を調査したわけではないですが、どうやら完全公用語化への道は険しいと言わざるをえません。

 *編注:ジャーナリスト溝上憲文氏がユニクロの30代の管理職業務の女性に取材したところ、「目標のTOEIC700点をクリアするまでオンライン学習が義務づけられている」「文書の日英併記などの業務も加わり、生産性は落ちた」「国内の店舗従業員にとって日常業務での英語の必要性も感じず、忸怩たる思いで辞めた人もいる」といったコメントが返ってきたという(PRESIDENT 2015年9月14日号・数値などは取材当時のもの)

 とはいえ、現状のまま(英語公用語に今ひとつ馴染めない感じ)でいい、とユニクロの社員たちが考えているわけではなさそうです。

ランキング