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凋落セダン、復権へ巻き返し SUV人気のあおりで販売減 派生モデルに懸ける

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凋落セダン、復権へ巻き返し SUV人気のあおりで販売減 派生モデルに懸ける

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 SUVブームを受け、競合メーカーからも新車投入が相次いでいる。トヨタは昨年12月に新型SUV「C-HR」を発売。斬新なデザインに加えハイブリッド車(HV)は1リットル当たり30.2キロの低燃費を実現し、発売約1カ月で月販目標の8倍の約4万8000台を受注した。マツダが2月に刷新した主力SUV「CX-5」も発売約1カ月で1万6639台と、目標の約7倍を受注している。

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 SUVの勢いは大型車が主流の米国ではより鮮明だ。米調査会社オートデータによると、2017年1~3月の米新車販売で、SUVなど「ライトトラック」が前年同期比5.9%増の249万1150台と伸びた。

 その陰であおりを食っているのがセダン市場だ。セダンなど乗用車は11.5%減の154万1895台。市場全体でもセダンの不振が響き、1.5%減の403万3045台に落ち込んだ。

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