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【JAPAN style】東京五輪へ「遠隔通訳」に脚光 安価で多言語対応、小売りなど導入相次ぐ

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【JAPAN style】東京五輪へ「遠隔通訳」に脚光 安価で多言語対応、小売りなど導入相次ぐ

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 店頭スタッフがタブレット端末を見ながら言語を選択して通訳者を呼び出すと画面に現れ、映像を見ながら通訳が始まる。電話での音声通訳や文字の翻訳、定型文では伝わりにくい細かなニュアンスも伝えられる。笑顔で接客してくれるので訪日客にも好評だ。しかも月額1万4000円(初期費用3万円)の定額制なので利用頻度が多くても安心できる。

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 和酒やの飯村明良社長は「英語での説明は多少できても、中国語や韓国語では無理。店の規模から言語スタッフを雇うのも難しい。そんなときに5言語対応のスマイルコールを知った」という。

 訪日客は産地や製造方法などの商品説明を母国語で聞いた上で試飲して購入するので満足して帰るという。和酒やの売り上げにも貢献しており、開始したばかりの電子商取引(EC)にも生かす考えだ。飯村氏は「訪日客に安心を与えるスマイルコールを武器に、『リアル店舗で安心購入し、帰国後にECサイトでリピート』のパターンをつくる」と意気込む。

 宿泊施設として訪日客に人気なのが日本特有のカプセルホテル。東京・新宿や新橋などに5店舗を展開する「安心お宿」は6月、増加する訪日客へのおもてなしの一環としてスマイルコールを全店に導入した。

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