SankeiBiz for mobile

【株式ニューカマー】「ユーチューバー」マネジメント マザーズ上場、UUUMの鎌田CEOに聞く

記事詳細

【株式ニューカマー】「ユーチューバー」マネジメント マザーズ上場、UUUMの鎌田CEOに聞く

更新

 ■UUUM・鎌田和樹最高経営責任者

<< 下に続く >>

 動画投稿サイト「ユーチューブ」に自ら出演した動画を投稿し、再生回数に応じて広告収入を得ている「ユーチューバー」といわれるクリエーターが注目されている。小中学生から将来なりたい職業として挙げられているほか、流行やヒット商品を生み出すこともあるため、企業も強い関心を寄せている。UUUM(ウーム)はユーチューバーのマネジメントや動画制作をサポートする事業を手掛け、8月30日に東証マザーズ上場。鎌田和樹最高経営責任者(CEO)は「新しいユーチューバーを育成し、市場の成長性以上の伸びを目指す」と意気込む。

 チャンネル数4000

 --事業の強みは

 「HIKAKIN、はじめしゃちょーといった有名ユーチューバーを多数専属で抱えている。登録者数トップ10のうち7チャンネルを当社所属クリエーターが占め、トップクリエーターの大半が所属しているといっていいだろう。チャンネル数は4000を超え、1万人を動員するイベントも開いている」

 --人気ユーチューバーへの依存度が高すぎないか

 「トップ10のクリエーターの再生回数だけで全体のほぼ半分を占めている。しかし前年は6割を超えていた。新しい人気クリエーターを育てることで少しずつトップクラスへの依存度を下げている。人気クリエーターが投稿を休止した場合やスキャンダルなど、活動に支障が出ると業績に影響を与える可能性がある。リスク分散が完全にできているとは言い切れないが対応を進めている」

ランキング

Facebook Messanger登録

あなたに合わせたニュースを毎日お届け

Facebook Messangerを登録した時のイメージ画像です