SankeiBiz for mobile

【講師のホンネ】グレープフルーツジュースと薬の「飲み合わせ」、実際の影響は? 吉田聡

記事詳細

【講師のホンネ】グレープフルーツジュースと薬の「飲み合わせ」、実際の影響は? 吉田聡

更新

 よく、グレープフルーツだけがダメといわれているが、他のかんきつ系フルーツはどうか? ザボン、ブンタン、ダイダイ、スウィーティ、晩白柚、ハッサク、夏みかん、ライムにもフラノクマリンが含まれる。ちょっと苦みがあるかんきつ系の特徴だ。ミカン、オレンジ、ネーブル、デコポン、ゆず、かぼす、レモンなどは大丈夫。

<< 下に続く >>

 最後に、グレープフルーツジュースはもちろん100%のものがダメ。果汁があまり含まれない物は問題ないが、居酒屋などにある、生搾りグレープフルーツサワーはもちろん果汁を十分含むので注意してほしい。

【プロフィル】吉田聡

 よしだ・さとし 1977年大阪生まれ。薬局・なくすりーな管理薬剤師。延べ30万人の服薬指導に当たる中、その薬が本当に必要なのかに疑問を持ち、薬剤師の本質は「薬の引き算にある」という考え方にたどり着く。現場では、患者さんに寄り添いながら、薬を減らす服薬指導に定評がある。近年、「薬の引き算をする薬剤師」として、講演などでも活躍中。

ランキング

Facebook Messanger登録

あなたに合わせたニュースを毎日お届け

Facebook Messangerを登録した時のイメージ画像です