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【eco最前線を聞く】20年末までに全自販機をノンフロン化

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【eco最前線を聞く】20年末までに全自販機をノンフロン化

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 --ノンフロン化の進捗(しんちょく)ペースは計画通りか

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 「導入当初、予想していたスピード感よりは若干遅い。その要因は飲料を自販機よりも低価格で販売するスーパーマーケットや量販店などに客が流れたりして、自販機事業の収益性が落ちていることがある。ただ、世界的にみても自販機や冷蔵庫などの冷媒はノンフロン化が進んでおり、今後、ノンフロン自販機の導入を加速する」

 ◆ピークシフトで電力削減

 --普及の課題は

 「価格だ。自販機の大きさなどによってそのコストは異なるが、従来の自販機よりも数万円程度のコストアップ要因になっている。また、社会的になじみが薄いことも大きな課題だ。認知度アップには、飲料業界、自販機メーカーといった企業だけでは限界があり、国を挙げて取り組む必要があるだろう」

 --ノンフロン化以外のエコ自販機の取り組みは

 「一つは『ピークシフト自販機』だ。東日本大震災後の電力逼迫(ひっぱく)に対応するために開発した自販機で、電力に余裕がある夜間に冷却し、日中は冷却を停止したままでも最長16時間冷たい製品が販売できる。日中の消費電力を95%削減できるのが特徴だ。16年12月末までの設置台数は約17万台だが、20年までに全国に設置した自販機の約半数以上の導入を目指している」

 「また、10年からソーラーパネルを設置した自販機も導入している。ソーラー発電システムによる蓄電で2日分の夜間照明に使う電力が賄える。こうしたエコ自販機の導入を進めることで、当社の20年までの環境目標である『製品のカーボンフットプリント(製品ライフサイクルでのCO2排出量)を10年比25%削減』の早期達成を目指す」(松元洋平)

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