神戸港“復活” コンテナ取扱個数、阪神大震災前年上回り過去最高の見込み
更新足踏み状態が続いた神戸港だったが、22年に国の国際コンテナ戦略港湾に指定されて潮目が変わった。神戸港などを運営する「阪神国際港湾」が、輸出入貨物を神戸港経由に変えた船会社や荷主に国からの補助金を出す制度を充実させ、国内貨物の取り扱いが急増し、それに伴って海外との外貿コンテナ貨物も増えた。超大型船が接岸できるよう岸壁の改良も進み、震災前の水準まで戻すことに成功した。
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復活を果たしつつある神戸港だが、海外港同士の輸送を中継する貨物が同港の取り扱い貨物全体に占める割合は、1%程度。上海港(中国)や釜山港(韓国)などとの差は埋まらず、28年も世界ランクは55位だ。
このため、阪神国際港湾が主体となり29年11月、今年3月までの予定で実証実験を開始。神戸港に寄港している船会社の空きスペースをいち早く把握し、海外港で輸送待ちする荷物の取り込みを目指している。
久元喜造・神戸市長は「神戸港が再び世界で存在感を高められるよう、海外貨物を呼び込むサービスを充実させたい」と意気込んでいる。


