中小企業
ガラスリソーシングに賞状 千葉元気印企業大賞授賞式
千葉県内の活力ある中小・ベンチャー企業を表彰する「第23回千葉元気印企業大賞」(主催・フジサンケイビジネスアイ、共催・千葉興業銀行、特別協賛・千葉ロッテマリーンズ、協賛・鴨川シーワールド)の授賞式が19日、千葉市中央区の京成ホテルミラマーレで開かれ、大賞・千葉県知事賞を受賞した廃棄物・資源物のリサイクルを手掛けるガラスリソーシング(千葉県銚子市)の伊藤憲一会長に、千葉県の滝川伸輔副知事から賞状と盾が手渡された。
伊藤会長は「受賞できて大変うれしい。創業から20年になるが、振り返ると早かった。多くの人の助けがあって事業を発展できた」と喜びを語った。
同社は、関東一円の各自治体から搬出されるガラス瓶を処理してリサイクルガラス造粒砂「サンドウエーブG」を製造・販売。また千葉県多古町に人工池と小川を造成し、桜や椎など約3000本を植栽して自然と触れ合える公園として地域に開放している。
授賞式では千葉興業銀行の青柳俊一頭取が「技術革新によって中堅・中小企業の経営は大きな変わり目にある。今後の環境変化に対して、少しでも役に立ちたい」とあいさつ。
審査に携わった千葉県経営品質協議会の渡辺昇常任幹事は「県内に素晴らしい企業が存在することを再認識した。応募企業に敬意を表し深く感謝する」と述べた。