SankeiBiz for mobile

苦境の大塚家具がまた新機軸 初のブランド特化型専門店 全商品担保で借入枠も設定

記事詳細

苦境の大塚家具がまた新機軸 初のブランド特化型専門店 全商品担保で借入枠も設定

更新

 大塚社長は数あるハイエンド家具メーカーのなかから「ポルトローナ・フラウ」を選んだ理由を聞かれると、「鍵は両社が成功を望んでいるかどうか」と話し、「(両社は)考えが一致している」と説明した。

<< 下に続く >>

◆カギ握る法人向けコントラクト

 大塚家具は2018年12月期の法人向けコントラクト(建装)売上を61億円と、2017年12月期の20億円から大幅増を見込んでいる。

 大塚社長は「BtoB(企業向けビジネス)やBtoBtoC(企業が消費者に販売仲介するビジネス)を強化するためにもポルトローナ・フラウの店舗は重要な役割を担う」と説明した。

 大塚家具はこれに先立つ3月7日、新宿ショールーム8階を提携するティーケーピー(東京都新宿区)に初めて委託し、イベントホールとすることを発表している。

 かつての大型店舗からより身近な次世代店舗の構築を進めており、ティーケーピーへの委託やブランド特化型専門店の出店はその一環となる。大塚家具は2018年12月期上期の当期純利益を4億7000万円の黒字と見込んでいる。

◆9四半期ぶりの最終黒字を見込むが

 5月に公表される2018年12月期第1四半期(1-3月)で、不動産流動化に係る特別利益の寄与で2015年12月期の本決算以来、9四半期ぶりの当期利益の黒字が見込まれる。

 店舗売上高は不振が続き、今年3月まで8カ月連続して前年同月を割り込んでいた。利益を押し上げたのは固定資産売却益11億1800万円だ。この不動産流動化で生まれる11億1800万円の特別利益だが、大塚家具によると「キャッシュフローに影響しない」という。

 2年前には110億円と潤沢だった現預金も、2017年12月期は18億678万円まで激減した。それでも大塚家具は無借金経営を続けている。

このニュースのフォト

  • 会見する大塚久美子社長
  • 会見する大町久美子社長

ランキング

Facebook Messanger登録

あなたに合わせたニュースを毎日お届け

Facebook Messangerを登録した時のイメージ画像です