金融
コインチェック、決算開示見通せず マネックスが「円満買収」強調も課題山積
◆のしかかる訴訟リスク
4月9日午前、マネックスグループは東京商工リサーチの取材に応じ、CC社の2017年12月時点の決算について「開示の予定はない」とコメントした。今後の開示についても、「連結として公表する可能性はあるが、現時点でまだ子会社化が済んでおらず、2018年第1四半期分も明らかにできない」という。
直近のCC社の決算を開示しない状況で、マネックス子会社化後も継続する訴訟リスクなど、早期解決を要する課題は山積している。
松本CEOが期待する仮想通貨業界を牽引できる存在になれるのか。マネックスとCC社の果たすべき責任は軽くない。
【会見での主な質疑応答】
Q.36億円という買収額はCC社の評価を過小に見ているのでは
A.(松本氏)今後のCC社を考えると、事業登録を目指す中で、万が一、認可が下りなければ利益は出ない。将来の利益を考えた上で、株主とのギャップを考慮しての対応だ。それらを踏まえ、アーンアウト(買収対象企業が目標を達成した場合、買い手企業側が売り手企業に買収対価を支払う)の形をとった。(36億円は)見た目には小さく見えるが、CC社がとんでもなく大きいリスクを抱えているというわけではないし、CC社の収益力が低いというわけでもない。
Q.マネックスグループは「良い買い物」をしたのか