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日本電産、米家電大手から冷蔵庫の部品事業を1200億円で買収

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日本電産、米家電大手から冷蔵庫の部品事業を1200億円で買収

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 日本電産は24日、米家電大手ワールプールから冷蔵庫のコンプレッサー事業を、2019年度をめどに買収すると発表した。

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 買収額は10億8000万ドル(約1200億円)。日本電産のモーター事業の技術力を生かして省エネ性能に優れたコンプレッサーを開発・製造し、今後の成長分野と見込む家電向け事業を強化する。

 昨年にも冷蔵庫部品を手掛けるドイツの電機大手セコップグループを買収しており、さらに製品のラインアップや販売地域の拡大を目指す。

 日本電産の買収案件としては昨年取得した米エマソン・エレクトリックのモーター事業(12億ドル)に次ぐ2番目の規模となる。

 同日発表した18年3月期連結決算は売上高が前期比24.1%増の1兆4880億円、最終利益は18.4%増の1314億円で、いずれも過去最高となった。自動車や家電向けのモーターが好調だった。

 19年3月期も増収増益を見込んでいる。

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